2013年11月11日月曜日

人間らしく働くための九州セミナーin大分、今年のテーマは「非正規雇用と健康問題」

第24回目を迎える今年の九州セミナーは、11月9日~10の日程で大分市のコンパルホールで開催され、福建労大牟田支部から3人が参加しました。
セミナー1日目は、ジャーナリストで和光大学の竹信三恵子教授が「働き手の4割の健康が見えない・非正規労働者の安全衛生」と題して講演と「非正規雇用労働者の働き方と健康」で韓国の非正規労働センターから3人のほか、全労連と地元県労連、歯科医師の6人がシンポジストでシンポジームが開催されました。その中でいまや日本も韓国も非正規雇用者が全体の約4割(日本の場合38.2%、女性は57.5%、韓国もほぼ同水準)にも達しており、労働者としての権利がはく奪されていることが明らかにされました。
2日目は8つの分科会が開催され、大牟田の矢野書記長が「アスベスト問題はこれからでだ2013!」分科会で、石綿(アスベスト)法規制と建築物解体作業の実態と被害を防ぐ取組みを報告しました。その他、福建労より、永松久留米書記長が石綿健康手帳の取得により肺がんが見つかり労災認定できた取り組みを、池田本部書記より建設アスベスト訴訟と建設業における一人親方の問題について報告を行いました。
大牟田の他の2人は、「塵肺・振動病・職業性難聴を考える」分科会と「非正規雇用労働者の働き方と健康」の分科会に参加して、これからの組合の業務・取り組みに生かすために学んできました。

0 件のコメント:

コメントを投稿