11月17日福岡市において、九州建設アスベスト訴訟団と支援者は結審が12月から来年3月に延びたことに対して団学習会を開催しました。学習会では訴訟の目指すところについて弁護団事務局長の福留弁護士より、訴訟の概要を、アスベスト被害の深刻化と広がり、アスベスト被害に対する対策、アスベスト被害救済のために責任を負うべきなのは国と企業、裁判で責任を明らかにし、被害者の救済する突破口にする、そして、アスベスト被害の全面的な救済、そのための制度を作らせるという目標を見据えていると、これから被害に被る建設従事者他全てのアスベスト被害を救済させるものだと強調され、また、アスベスト建材製造企業の本質と企業の悪質性について、伊黒弁護士が、国と一体となって、命と金を天秤かけて、金を選んだ悪質性が根本にあるとわかりやすく説明しながら企業を不誠実さと責任逃れを糾弾しました。
これらの説明を受け原告団も支援者も裁判に対する確信がさらに生まれました。
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