熊本地震で被災した熊建労労の組合員を支援するため、福建労では6月の日曜日に各支部を振り分けて災害ボランティアに参加することとなり、6月5日、大牟田支部から書記3名で参加しました。
集合場所の熊建労西部支部に到着すると大分建労、長崎建労からも参加があり、熊建労を含め35人が8班に分かれて被災した組合員の訪問や現場作業を行いました。
現場作業では崩れてきた土砂を土嚢に詰めて除去する作業を行いました。事前の聞き取りを大幅に上回る土砂の量で、用意していた土嚢袋300袋では足りず、倍の600袋程度の土砂を除去しました。組合員訪問では被害状況や共済申請の説明、罹災証明発行の確認、不足しているものや困っていることなどの聞き取りを行いました。話を伺うと、「あまりの揺れの凄さと立て続けに起こる余震で、ずっと揺れているような感覚が続いてしばらく車中泊をしました。」という方や、全国の仲間から送られてきた支援物資のブルーシートやティッシュを渡すと、「被災してすぐもらったブルーシートがもう破れてきていたので助かりました。」と喜ばれました。
連絡が取れない方や避難のため転居している方もおりましたが、多くの方から聞き取りを行うことができ、被災状況を確認することができました。
まだたくさんの方が復旧作業に追われており、以前の生活に戻るまでにはかなりの年月がかかります。大牟田支部としても。一日も早い復興のためにも支援の輪をこれからも引き続き広げて行きます。
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