2016年6月19日日曜日

海兵隊は撤退を!怒りは限界を超えた!沖縄県民大会に65000人

 
 

   6月19日、那覇市市内で元海兵隊員による残虐な蛮行を糾弾!被害者を追悼し、海兵隊の撤退を求める県民大会に、福建労大牟田支部からも大牟田地区労連として参加しました。
梅雨明けした沖縄は灼熱の暑さですが、開会2時間前から続々と県内各地から参加者が集まり会場のグランドはいっぱいとなりサブグランドにまで溢れました。大会は古謝美佐子さんの童神(わらびがみ)の歌ではじまり、全員で黙祷を行い、主催者の辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議の共同代表4人の挨拶と翁長雄志県知事の挨拶はいづれも悲しみと怒り、限界を超えたと、日本政府とアメリカ政府に、たいがいにしろ!何時まで沖縄を犠牲にすればいいのだ!と怒りと基地がある限りこの悲劇は終わらないと挨拶、海兵隊の撤退、普天間飛行場の閉鎖撤去と被害者と県民に対する謝罪と完全な補償、日米地位協定の抜本的改定を行うことを決議しました。


翌日20日はあの東村高江のヘリポート基地建設反対で2007年から座り込みを続けるテント村を激励に、テント村は、あのドキュメンタリー映画「標的の村」の映像そのものでした。やんばるの森にはヘリパットはいらないと座り込みを続ける村民も支援者も明るく大らかで、でも権力には負けない信念の持ち主ばかりで、こちらが元気をもらいました。 
 森と暮らしを守るために座り込み、不当にも逮捕されたゲンさんの奥さんのお店「水母(くらげ)」に寄り連帯の挨拶をおこなってきました。
 

2016年6月12日日曜日

応急仮設木造住宅建設に大牟田の仲間も参加。




6月12日、福建労などが参加する全木協(全国木造事業協会)で熊本大震災での応急木造仮設住宅の視察で阿蘇に全国の仲間と一緒に来ています。
阿蘇市内牧の現場は基礎工事が終了し13日から大工工事が行われる予定で、建て方が出来る材料が搬入されていました。しかしとても仮設とは言えない強固な基礎です。
二つ目の現場は今月6日から大工作業が行われている同じ阿蘇市三久保です。ここは順調に作業が進んでいますが日曜日にもかかわらず作業しています。ここには福建労を中心に大牟田の仲間4人を含め31人が支援就労に来ています。単身者用や小世帯大世帯用など26戸と集会所が建設されています。やっぱり木の家はあたたかみがあり良かです。そしてサッシも複層ガラスで壁や屋根裏には断熱効果が高いテコスドライ工法など施されています。仮設なので1戸の広さはさほどありませんがコンパクトに収められ、物入れなど屋根裏収納庫が設けられています。
自分の仕事が忙しい中、被災者の1日も早い入居のために阿蘇まで来てくれた仲間に感謝です。

2016年6月10日金曜日

現場の声を大手ゼネコンと住宅企業に!

引き上げられた設計労務単価を現場に!
全建総連九州地方建設労働組合協議会は9日と10日の2日間、福岡に支店をおく鹿島や竹中、積水ハウスなど大手ゼネコン住宅企業17社と九州整備局に対して、建設労働者・職人の賃金確保・労働条件改善に関する要請をおこなっています。
私は積水ハウスに出向き、元請け発注者として末端で働く職人労働者が人間らしく生活出来るよう、下請け業者に対して単価の引上げと法定福利費相当額を別枠で支給し、社保の完全実施と賃金の引上げを行うよう管理指導することを強く求めてきました。また、熊本地震に対する復興現場で被災者への適正な対応と、現場就労する労働者に対しても適正な賃金とアスベスト対策など労働条件の確保を優先するよう求めました。

2016年6月7日火曜日

熊本地震、熊本建労組合員を激励訪問行動!


熊本地震で被災した熊建労労の組合員を支援するため、福建労では6月の日曜日に各支部を振り分けて災害ボランティアに参加することとなり、6月5日、大牟田支部から書記3名で参加しました。
集合場所の熊建労西部支部に到着すると大分建労、長崎建労からも参加があり、熊建労を含め35人が8班に分かれて被災した組合員の訪問や現場作業を行いました。
 現場作業では崩れてきた土砂を土嚢に詰めて除去する作業を行いました。事前の聞き取りを大幅に上回る土砂の量で、用意していた土嚢袋300袋では足りず、倍の600袋程度の土砂を除去しました。
 組合員訪問では被害状況や共済申請の説明、罹災証明発行の確認、不足しているものや困っていることなどの聞き取りを行いました。話を伺うと、「あまりの揺れの凄さと立て続けに起こる余震で、ずっと揺れているような感覚が続いてしばらく車中泊をしました。」という方や、全国の仲間から送られてきた支援物資のブルーシートやティッシュを渡すと、「被災してすぐもらったブルーシートがもう破れてきていたので助かりました。」と喜ばれました。
 連絡が取れない方や避難のため転居している方もおりましたが、多くの方から聞き取りを行うことができ、被災状況を確認することができました。
 まだたくさんの方が復旧作業に追われており、以前の生活に戻るまでにはかなりの年月がかかります。大牟田支部としても。一日も早い復興のためにも支援の輪をこれからも引き続き広げて行きます。